![臨床発達心理士 どれみ音楽教室 江東区 田中由美子](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=239x1024:format=jpg/path/s08685f6b1b80f8cc/image/i4f9328008c5fed07/version/1513610056/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E7%99%BA%E9%81%94%E5%BF%83%E7%90%86%E5%A3%AB-%E3%81%A9%E3%82%8C%E3%81%BF%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E6%95%99%E5%AE%A4-%E6%B1%9F%E6%9D%B1%E5%8C%BA-%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%94%B1%E7%BE%8E%E5%AD%90.jpg)
16日に、臨床発達心理士研修会「虐待と発達障害を抱えた子どもの理解と支援」に参加しました。
中学校担任時代、さまざまな家庭の子どもたちの現実を前に、日々家庭訪問を重ねながら、私に何ができるかどうしたらいいのか悩み、無力感に苛まれました。狭い世界で生きてきた私は未熟者でした。
その経験から、もっと人として成長しよう。そして、心の問題や、子どもの発達について学び、少しでも力になりたい。頼りになる教師になりたい。と少し教職を離れて、大学院で学び直した経験があります。
研修会の中で、NHK番組の一部が紹介され、心が痛みました。子どもの心の叫びです。
7才の男の子が、「さびしい時は、おもちゃで遊んだりして忘れようとするけど、忘れられなかったら、誰かにちょっかいをかけたら、あーすっきりしたって忘れられる。だからいつもケンカしている。」と。
乳幼児に虐待を受けた子どもたちは、予後が不良になりやすいという話もありました。
ちょっとした悩みを打ち明けられないまま、どんどん大きくなっていくことがあります。
身近で、気軽に子育ての話や子どもたちの声をきける、そんな場を作っていきたいと強く思います。